「レンタカー費用特約」「運搬時レンタカー費用特約」とは?

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「レンタカー費用特約」「運搬時レンタカー費用特約」ってなに?

「レンタカー費用特約」「運搬時レンタカー費用特約」とはその名の通りレンタカーの費用を補償する保険です。では、どのような時にレンタカーの費用が補償されるのでしょうか。保険のことがあまりよくわからない人にもわかるように一から丁寧に説明していきます。また、それに関連する特約についても紹介していきます。

レンタカー費用特約とは

契約している車が「車両保険が支払対象となる事故によって使用不能となったとき」もしくは「事故や故障・走行傷害により契約している車が自力走行できなくなった場所から修理工場等への運搬(レッカー牽引)された場合」に、レンタカーを借りるための費用が補償される保険です。

【保険金が支払われる条件】

契約の車両保険で車両保険金の支払い対象となる事故で
もしくは
①契約している車が車両損害(タイヤの単独事故・車両危険限定で支払対象外も含む)や故障・走行障害で自力走行不能になり、修理工場に運搬され
②契約している車が使用できなくなった場合
③レンタカーを借りるために実際に負担した費用(ガソリン等の燃料代は含まない)
最大30日間、1日あたり保険金日額を限度に支払われます。

自力走行不能とは、物理的に走行不能な場合のみならず、夜間でヘッドライト点灯せず・ウインカーが割れて指示出せずなどの法令上自力走行が禁じられる場合を含みます。ただし、「車検切れを警察に指摘され走行を禁止された」「免許不携帯を警察に発見され走行を禁止された」「ケーレスタイプのキーの電池切れのためエンジンがかからなくなった」「運転者が病院に救急搬送された」などは、「車両損害」「故障・走行障害」によらないため、自力走行不能には該当しないしません。なお、平成27年10月以降は自力走行不能となった他において仮修理等により自力走行不能が解消されたあとに修理工場まで運搬される場合は支払要件を満たさないことが明確化されました。

(道路運送法80条1項に基づき、業として有償で貸渡することの許可を受けた自家用自動車、いわゆるレンタカー会社が貸し出す自動車だけでなく、修理工場が貸し出す自動車でも同法の許可を受けた自家用自動車は補修対象となります。登録番号のひらがなが「わ」または「れ」の自動車は補償の対象となります。)

【保険金が支払われない場合】

基本的には「車両保険」と同じです。(レンタカー費用特約ではタイヤ単独損害は補償の対象となります。)

①保険契約者・車所有者等の無免許・酒気帯び運転、麻薬・危険ドラッグ等の影響下での運転
②取り外された部分品等の損害(付属品じゃないため)
③欠陥・さびその他の自然消耗、故障損害
④自然災害(地震・噴火・津波)
⑤詐欺・横領
⑥違法改造部分等に生じた損害
⑦競技・曲技等によって生じた損害
⑧保険契約者・車所有者等の故意・重大な過失によって生じた損害
⑨国・公共団体の公権力の行使
キー紛失、燃料切れ(電気自動車の電池切れ等を除く)、法令により禁止されている改造が原因の故障、取扱説明書と異なる使用が原因の故障によって生じた損害

自力走行不能で運搬された場合は、「運転者限定特約」「運転者年齢条件特約」は適応対象外です。なお、運転中の事故で、自力走行可能な事故な場合、「運転者限定特約」「運転者年齢条件特約」は適応されます

※「他車運転特約」や「臨時代替者自動車特約」は適応対象外です。

※「故障」には、製造上の欠陥や摩滅・腐しょく・錆その他の自然の消耗(経年劣化)によるものも含みます。

※「故障・走行障害」は運搬されることが確実であっても(結果として運搬されたとしても)、「運搬された日」以降が保証対象となります。運搬されるまでの期間は補償対象外となる点に注意が必要です。

レンタカー費用特約(特殊車両用)とは

契約している車が「車両保険が支払い対象となる事故によって使用不能となったとき」もしくは「事故や故障・走行障害により契約している車が自力走行できなくなった場所から修理工場へレッカー牽引された場合」に借りたレンタカー等の費用を補償する事業者向けの特約です。

被保険者被保険者の配偶者被保険者またはその配偶者の同居の親族が所有する自動車は除きます。
※本特約は「レンタカー」に限定されません
※自力走行不能で運搬された場合は、「運転者従業員限定特約」は適応されません

代車費用特約とは

契約している車が「車両保険が支払対象となる事故」によって使用不能となったとき、借りたレンタカー等の費用が補償される特約です。

 

※レンタカー費用保険金、代車費用保険金のみの請求はノーカウント

 

運搬時レンタカー費用特約とは

事故や故障・走行障害により契約している車が自力走行できなくなった場所から修理工場へ運搬(レッカー牽引)された場合、または、契約している車が盗難された場合に、レンタカーを借りるため費用が補償される特約です。

【保険金が支払われる条件】

全部盗難
もしくは
①契約している車が衝突・接触等の事故による車両損害(タイヤの単独損害を含む)、故障・走行障害
自力走行不能になり、修理工場等に運搬された場合
③レンタカーを借りるために実際に負担した費用(ガソリン等の燃料代は含まない)
最大30日間、1日あたり保険金日額が限度に支払われます。

【保険金が支払われない場合】

「レンタカー費用特約」と同様です。

まとめ

「レンタカー費用特約」「運搬時レンタカー費用特約」について理解できましたか?自分の車で事故を起こしてしまって使用できなくなったときに、レンタカーが必要かどうかを考えて「レンタカー費用特約」「運搬時レンタカー費用特約」に加入するかどうかを検討することが重要です。しっかりと保険について理解してから保険に加入するようにしましょう。

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