「対人賠償保険」と「対物賠償保険」の違いは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「対人賠償保険」と「対物賠償保険」ってなに?

自動車保険の「対人賠償保険」と「対物賠償保険」。この単語を見たとき、単語の言葉通りに「対人賠償保険」は人に対して、「対物賠償保険」はモノに対して補償されるのかな?って考えた人いますよね。そのとおりです。ここでは「対人賠償保険」と「対物賠償保険」についてどのようなものかを詳しく説明していきます。

対人賠償保険とは

相手にケガをさせてしまったときに、治療費や慰謝料、働けない間の収入などを補償する保険です。

【対人賠償保険の保険金が支払われる条件】

①契約している車の所有使用、または管理が原因で
②他人の命または身体に害し、法律上の損害賠償責任を負った場合に
③損害賠償額について、保険金は限度に支払われます

(所有:所有権があり、財物の使用・収益・処分を自由にできる状態にあることをいいます。)
(使用:財物を常に自由に利用できる状態にあることをいいます。)
(管理:引き渡しが行われ、管理者に管理責任がある状態をいいます。)

 

【対人賠償保険の保険金が支払われない場合

①親族内の命または身体が害された場合(親族内とは、記名被保険者・ご契約の車を運転中の方・配偶者・父母・同居中の子供のことを指します
②自然災害(地震・噴火・津波・台風・洪水・高潮)
企業内での従業員の命または身体が害された場合
故意的な事故
⑤契約している車を競技、曲技のために使用した場合

「一括支払制度」について

①任意保険会社が、被保険者(加害者)の損害賠償責務額の確定以前に
②自賠責保険が負担すべき部分も含めて
③被保険者が賠償義務を負う範囲の損害を立替払いすることをいいます

任意保険がある場合の二重請求の手間(自賠責保険への請求後、自賠責保険の限度額を超えていた場合、その超えていた額を任意保険へ請求します)を解消するため、示談代行が可能な任意保険会社が当初より窓口となる一括払制度が採用されています。

対物賠償保険とは

相手の車や電柱、塀などに損害を与えてしまった場合に、修理費・レッカー費や代車費用などを補償する保険です。

【対物賠償保険の保険金が支払われる条件】

①契約している車の所有使用または管理が原因で
②他人の財物に損害(破損汚損減失)を与え、
③法律上の損害賠償責任を負った場合に
④損害賠償額について、保険金額を限度に支払われます。

(破損:物が壊れる、傷つくなど物理的な損傷を受けることをいいます。)
(汚損:本来あるべきもの以外の物質が付着または混入し汚れ損なうことをいいます。)
(減失:物がその物としての物理的存在を失うことを言います。)

【対物賠償保険の保険金が支払われない場合

①親族内の所有・使用・管理する財物が損害を受けた場合(親族内とは、記名被保険者・ご契約の車を運転中の方・配偶者・父母・同居中の子供のことを指します
②自然災害(地震・噴火・津波・台風・洪水・高潮)
③契約している車を競技、曲技のために使用した場合

対物超過修理費用特約について

①契約している対物賠償保険で対物賠償保険金を支払う事故により
②相手自動車の修理額が時価額を上回り、その差額を実際に負担した場合に
③「差額×過失割合」(50万円程度)を限度に対物超過修理費用保険金を支払います。

(時価額:「新価」から経過年数や使用による損耗を差し引いた金額のことです)

まとめ

「対人賠償保険」と「対物賠償保険」について理解できましたか?「対人賠償保険」と「対物賠償保険」は一番と言っても過言ではないくらいとても大切な保険です。補償される金額によって契約の種類が分かれていますが、どちらも「無制限」に補償される保険に入っておくのがベストと思われます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*